【告知】『としまえん追想同人誌 しゅうまつモノローグ』に寄稿しました

さつま瑠璃の執筆したエッセイが、『としまえん追想同人誌 しゅうまつモノローグ』に掲載されました。

『しゅうまつモノローグ』とは

『としまえん追想同人誌 しゅうまつモノローグ』は、ライター・編集者の真部学様が発端となって企画されました。

2020年に閉園した東京都の遊園地「としまえん」。1926年から94年間にわたって営業を続けてきた遊園地は、都民をはじめ近隣も含めた多くの人々に愛された場所です。

「カルーセルエルドラド」「サイクロン」など数々の遊具、夏の風物詩であるプールには、子供の頃の思い出として強いノスタルジーを感じる人も少なくありません。

それぞれの記憶を残していくためにも、2020年11月に「としまえん」の光景と思い出を詰め込んだ同人誌が発行されたのです。

総勢14名のエッセイストが参加した、全170ページに及ぶ豪華本。
遊園地マニアによるアトラクション解説も、今では貴重な資料であり必見です。

※本誌の存在は「としまえん」公式に連絡済みです。

寄稿記事の紹介

この度オファーをいただき、2作品を制作しています。

「子供は「おしまい」の寂しさを知った、屋上遊園地の物語」

こちらの原作は、2019年6月にnoteで掲載したエッセイです。
(※掲載当時のペンネーム「RURIMBON」を使用しています。)

さつま自身の幼少期の記憶を振り返り、夕暮れの屋上遊園地を包み込んだ終末感を表現。
実は、主催者の真部様がさつまにオファーをするきっかけとなった作品でした。

掲載にあたり一部をリライトし、ブラッシュアップしています。

「彼女はサヨナラの寂寞を知った、消えゆく遊園地の物語」

当初は同人誌に掲載予定でしたが、誌面の都合から見送りとなった小説です。

としまえんを訪れた主人公・ユイと会社の同僚であり友人のフミの物語。

会社を辞め、遠く離れた地へ行くフミと過ごす最後の1日が始まる。
ユイは何を思う——?

『しゅうまつモノローグ』入手の方法

本誌はファンアートのため無料で頒布され、次の2つの方法で展開されました。

※現在は再販分も完売しています。

配布

愛知県・名古屋市にある専門店「ジェットコースター男」様で配布していました。

日本で唯一の「ジェットコースター専門店」であり、TwitterInstagramではジェットコースターに関するマニアックな情報を発信しています。

通販

以下リンクからのご注文をお受けしていました。

https://pictspace.net/helix

※送料(匿名配送代350円)のみかかります。


いずれも在庫はございませんが、納品した作品は現在noteで公開しています。

おわりに

奇しくも、さつまがnoteを開設して1つ目の記事が「としまえん」関連だったことも、不思議な運命を感じます。

願わくば、あなたの心にも「としまえん」が残り続けますように。