さつま瑠璃の執筆したエッセイが、『としまえん追想同人誌 しゅうまつモノローグ』に掲載されました。
『としまえん追想同人誌 しゅうまつモノローグ』は、ライター・編集者の真部学様が発端となって企画されました。
2020年に閉園した東京都の遊園地「としまえん」。1926年から94年間にわたって営業し、都民をはじめ近隣も含めた多くの人々に愛されました。「カルーセルエルドラド」や「サイクロン」など数々の遊具、夏の風物詩であるプール、多くの人が子供の頃の思い出や、ノスタルジーを感じる場所。
その記憶を残していくために、「としまえん」の光景と思い出を詰め込んだ同人誌が企画されました。総勢14名のエッセイストが参加した、全170ページに及ぶ豪華本。遊園地マニアによるアトラクション解説も、今では貴重な資料であり必見です。
※本誌の存在は「としまえん」公式の許諾済みです。
この度は2作品を制作しています。
こちらの原作は、2019年6月にnoteで掲載したエッセイです(※掲載当時のペンネーム「RURIMBON」を使用しています)。
幼少期の記憶を振り返り、夕暮れの屋上遊園地を包み込んだ終末感を表現。掲載にあたり一部を加筆修正しています。
としまえんを訪れた主人公・ユイと会社の同僚であり友人のフミの物語を描いた小説作品。会社を辞め、遠く離れた地へ行くフミと過ごす最後の1日が始まる。ユイは何を思う——?
※当初は同人誌に掲載予定でしたが、誌面の都合につきやむを得ず見送りとなりました。
本誌はファンアートのため無料で頒布され、下記の方法で展開されました。
※現在は再販分も完売しています。
愛知県・名古屋市にある専門店「ジェットコースター男」様で配布していました。日本で唯一の「ジェットコースター専門店」であり、TwitterやInstagramでジェットコースターに関するマニアックな情報を発信しています。
以下リンクからのご注文をお受けしていました。
※送料(匿名配送代350円)がかかります。
いずれも在庫はございませんが、作品は現在noteで公開しています。
奇しくも、noteを開設して1つ目の記事が「としまえん」関連だったことも、不思議な運命を感じます。願わくば、あなたの心にも「としまえん」が残り続けますように。