「さつまがゆく」をご覧いただき、ありがとうございます。主宰のさつま瑠璃です。
この度、株式会社交通新聞社の雑誌『月刊 旅の手帖』(2024年11月号)で、木曽旅の特集「木曽の森と山の中で、リセット&リボーンの旅」を執筆いたしました。

木曽の森と山の中で、リセット&リボーンの旅
今号の特別企画で、長野県木曽町・上松町・大桑村・南木曽町の豊かな自然と歴史的な魅力を紹介しています。
深い森に抱かれた山々と、江戸時代の面影を残す中山道の宿場町が織りなす風景の中で、心と体をリフレッシュする旅を提案。特に、かつての宿場町として栄えた木曽福島の静かで美しい情景に触れながら、日々の忙しさから解放され、深呼吸できるような旅の魅力を伝えます。
Behind the Scenes——取材執筆の裏側を振り返り!
今回は、フォトグラファーのyOUさんと一緒に木曽を訪れました。
【DAY1】興禅寺 / 中山道・福島宿 / 街道浪漫 おん宿 蔦屋
まずは、枯山水のお庭が見どころの興禅寺へ。帰り際、「何だか面白そうな建物がある!」と取材班が向かったのは御料館。かつて旧帝室林野局の庁舎だった場所で、いまでは町のシンボルとして森林文化を発信しています。
中山道・福島宿では静かな宿場町の風情を味わいながら散策を。細い路地のある「上の段」や、ジェラートが美味しいと評判の「田ぐち氷菓店」さん、「ギャラリーカフェSOMA」などのお店にも訪問しました。
夜は「街道浪漫 おん宿 蔦屋や」に一泊し、食事や温泉、お部屋を取材しました。
【DAY2】寝覚の床 / 赤沢自然休養林 / 木地師の里 ヤマイチ
快晴の2日目、レンタカーを走らせて「寝覚(ねざめ)の床」の景観スポットへ。時刻表をチラリ、あと数十分で特急しなの号がここを通る!とスタンバイ。まるで撮り鉄のようにカメラを構え、激写!連写!今回の旅の象徴的な一枚を撮りました。
山道を走り、赤沢自然休養林へ。
それから妻籠宿・馬籠宿の方面へ南下し、南木曽ろくろ細工を長年にわたって製作する工房「木地師の里 ヤマイチ」さんへ。観光客にも人気のろくろ体験をさせていただきました。
【DAY3】柿其渓谷 / 阿寺渓谷 / 木曽馬の里
「木地師の里 ヤマイチ」で、柿其(かきぞれ)渓谷が美しくておすすめだとお聞きし、ちょうど宿から近い!と現地へ。
さらに、木曽といえば思い浮かべる人も多い阿寺(あてら)渓谷にもハシゴし、渓谷めぐり。
最後は「木曽馬の里」で木曽馬たちを見学しました。
おわりに
自然豊かで魅力いっぱいの木曽、初めて訪れたこの土地が大好きになった機会でした。