アートフェア東京(ART FAIR TOKYO)は、日本を代表するアートイベントです。この記事では、アートフェア東京の概要や主な出展者、チケット購入方法などを詳しく解説します。
また、美術ライター・さつま瑠璃によるアートフェア東京2023の速報レポートをお届け!
日本のアートシーンをより深く理解したい人、これからAFTに足を運ぶ人は参考にしてみましょう。
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アートフェア東京(ART FAIR TOKYO)は日本最大級の国際的なアートの見本市であり、日本を代表する現代アートの祭典です。現代美術を中心に、日本国内外の様々なアーティストやギャラリーが参加します。
会場は東京都・有楽町の東京国際フォーラムで、毎年3月に開催されます。
2005年に初めて開催されて以来、アート愛好家やコレクター、美術館関係者、ギャラリスト、メディア関係者など、国内外の多くの人々が現代アートシーンを知るための重要な場となってきました。来場者はさまざまな作品を鑑賞できる他、その場で購入の取引ができます。

アートフェア東京の主催者は一般社団法人アート東京です。
出展者は毎年、選考委員会(フェアコミッティ)によって決められます。2023年の開催では小山登美夫氏など従来のコミッティに加えて、久保田真帆氏や牧正大氏などのギャラリストが新たに参加しました。また、マーケティング・ディレクターを務めるのは北島輝一氏です。
詳しい開催概要は次の通りです。
会期 | 2023年3月9日(木)(招待日) − 12日(日) |
住所 | 東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム ホールE/ロビーギャラリー |
時間 | 招待日:11:00 – 19:00 パブリックビュー:11:00 – 19:00 ※最終日の12日のみ16:00まで ※開催時間は全て予定 |
観覧料 | 前売券:4,000円(税込) レイトパス(3/10,11の17:00-19:00のみ):2,000円(税込) 予約当日券:5,000円(税込) ※小学生以下は、大人同伴に限り入場無料 |
URL | ART FAIR TOKYO 公式サイト|https://artfairtokyo.com/ |
交通案内 | https://artfairtokyo.com/visitor_info |
アートフェア東京2022の会場レポートをご覧になりたい人は、以下の記事もご覧ください。

アートフェア東京2023では前売券が4,000円、予約当日券が5,000円です。※税込価格
前日までであれば前売券を購入できます。
また、3月10日(金)〜11日(土)の17:00〜19:00に限ってレイトパスが2,000円で販売されます。少し遅い時間にはなりますが日中よりも空いている傾向があるので、混雑を避けてゆっくり観覧したい人におすすめ。
なお、小学生以下のお子様は大人同伴に限り入場無料です。お子様がいらっしゃる人も来場して楽しみましょう。
アートフェア東京のチケットは公式サイトから購入できます。予約制で1時間ごとの枠があるため、行きたい時間帯を選びましょう。
チケット代金の支払い方法は次の2通りです。※いずれも手数料なし
- クレジットカード / Credit card
- コンビニ / Convenience store
出展者や関係者にお知り合いがいる人は、招待券を用意できる場合があります。公式では情報を出していないので、詳しくは当人に尋ねてみましょう。
また、VIPと呼ばれる特別な顧客にはAFT Passからの招待で入場できます。
アートフェア東京2023の様子をレポート!
魅力的な作品やギャラリーが沢山ありましたので、その一部をピックアップしてお写真とともにご紹介します。
さつまの好みがよく分かります……
まずは、素敵!と思った作家さんの作品です。こうして見ると花や植物、野菜や果物モチーフが好きなのは相変わらずですね。美人画やファンタジックで耽美的なものを好む一方、カラフルで抽象的なものも好き……!

ボヘミアンズ・ギルド(東京)

TomuraLee(東京/ソウル)

花田美術(東京)

画廊くにまつ青山(東京)

Gallery Monma(札幌)

秋華洞(東京)

靖山画廊(東京/ニューヨーク)

ミヅマアートギャラリー(東京/シンガポール/ニューヨーク)

ア・ライトハウス・カナタ(東京)

梅軒画廊(京都)

梅軒画廊(京都)

ミヅマアートギャラリー(東京/シンガポール/ニューヨーク)
展示風景が素敵だったギャラリーさんはこちら。


のこりぎ(東京)に展示されていた、マリーナ・ル・ギャルさんの陶芸が素敵でした。


Artglorieuxのコーナーにあったこちらの作品も良かったです。和物が好きなので墨の作品には惹かれてしまいます。南村さんの彫刻のような、シュールな世界観も結構好きです。



アートフェアは、日本のアートシーンの「今」が分かる刺激的な場。今回、さつまは次の視点をもって作品を見てみました。
- 欲しい!購入したい!と思う作品は?
- 自宅や仕事場に飾るならどれがいい?
- もし自分がコレクション展を開くとしたら、どんな作品を置きたい?
- 上記に関係なく直感的にいいと思った作品は?
もちろん、購入する予定がなくても大丈夫。ただ見ているだけでも色々な発見があります。
会期は3月12日(日)まで。バラエティ豊かな現代美術の世界に触れてみませんか?
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