画像出典:Pen+「古都の魅力を満喫する京都 カルチャー・クルーズ」
「さつまがゆく」をご覧いただき、ありがとうございます。主宰のさつま瑠璃です。
この度、株式会社CCCメディアハウスの雑誌『Pen+ 古都の魅力を満喫する 京都カルチャー・クルーズ』(2023年10月発売)で、「知的好奇心を刺激する、現代アートとの出会い。」特集を担当いたしました。

Behind the Scenes——初めての京都出張では、思わぬハプニングも…!?
前回のご縁に続き、今回は全8ページの特集を全面的にお任せいただきました。京都のアートやカルチャーに関連する美術館やギャラリー、宿泊施設やお店など幅広い場所をご紹介しています。京都というと日本美術のイメージがつい先行しますが、実は現代アートも各所から発信されています。さらに、芸術にとどまらない文化やカルチャーを感じられるスポットも豊富。
専門分野である芸術領域の特集を執筆できるとは、ありがたいお話!
そればかりではなく、企画や編集にも携わる機会をいただき、多くの刺激を受けました。
そして、実はこれがお仕事で初めての出張。さつまが、京都へゆく。
えっ!2日後に京都ですか!?
準備が始まったのは2023年の春頃。取材先候補のリストアップから始まりました。事前に提示された資料も参照しつつ、リサーチして新たな提案も。
そして、京都出張の話が具体的になったのは同年6月。展覧会の会期の都合で、2回に分けていくことに。
取材初日、早朝の新幹線で東京から京都へ。関西在住のカメラマン・蛭子真さんと合流し、京都市京セラ美術館を訪問。蛭子さんの車に乗せていただきました。
一旦解散して各自でお昼を食べ、何必館・京都現代美術館で再集合。
最後はVegan Ramen UZU KYOTOで。ヴィーガンラーメンの試食もしました。
16時からの取材の前に、店長さんから「雨すごいですけど、大丈夫ですか?」とのご連絡が。この時点で交通を警戒し、取材だけ予定通りに終えたらホテルをキャンセルして帰京するべきだったのですが、愚かにも私はそのことに気づいていなかったのです…
天気予報は必ず見るべき、失敗からの学び。
予備日として確保していた2日目はオフになったので、京都観光へ。土砂降りの中で街を歩き、豪雨の京都も風情があるだなんて…
新幹線に乗り込んだのは午後2時頃。乗っていた新幹線が雨の中で3時間ほど停車する事態に。結局、名古屋から先に行くことができず、新幹線は京都へ折り返す羽目に。天気予報をちゃんと見ていれば、新幹線が運休になることを警戒して旅程を変更できていれば。自分の認識の甘さに愕然としましたが、なかなか動かない新幹線の中で「これは東京までもう行かないだろうな」と察して即断で京都のホテルを予約したのは英断だったと思う。
雨に打たれながらガラガラとキャリーケースを引いて歩き、宿に到着したのは夜10時。
翌朝、午前の新幹線は絶対に混むだろうと判断。チェックアウトをぎりぎりまで引き延ばし、予約サイトのアクセス集中と戦いながら何とか指定席を勝ち取り、京都駅へ。案の定、午前中はホームがごった返していたと後から知りました。
再び京都へ。
日を空けて、再び京都1泊2日の出張へ。蛭子さんとまた合流し、商店街の中のDELTAへ。
取材後はありがたいことにお食事をサービスしていただき、ギャラリー空間の中でビストロランチを。
お腹を満たして、次の京都芸術センターへ。
最後は草と本。
名残惜しくも、さらば京都。
2日目は艸居(そうきょ)、京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)、y gionへ。
無事に取材を終えて帰路。今回どうしても現地取材の都合がつかなかったMtK Contemporary Artさんは、後日オンライン取材を行いました。
怒涛の執筆!編集!
誌面全体としては、京都観光の新しいスタイルを提案しています。壮観な神社仏閣や日本庭園も京都の見どころとして素晴らしいものですが、より日常的な風景や、自分らしい”好き”を大切にする京都旅の魅力に迫っています。多くの方に読んでいただきたい1冊になりました。
2023年10月、京都高島屋の専門店ゾーン「T8(ティーエイト)」のオープンに伴い、京都髙島屋 S.C.が開業します。「Pen+ 古都の魅力を満喫する 京都カルチャー・クルーズ」はアート・文化の区画に並んでいますので、ぜひお手に取ってご覧ください。
京都髙島屋 S.C.には京都の魅力を存分に楽しめるテナントが勢揃い。さらに、美食を堪能できるイートインゾーン「EAT 8」も展開しています。
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