北陸新幹線(福井・敦賀)が開業する2024年3月16日(土)まで約2ヶ月。開業にあたり、首都圏において福井の魅力を伝える企画として、株式会社ルミネ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:表輝幸)が運営するルミネ新宿・ルミネエスト新宿・ニュウマン新宿では1月9日(火)より「福井 FOOD FAIR」を開催します。
福井県には多くのブランド食材があり、今回はその中でもブランド水産物7種(越前せいこがに・越前ずわいがに・紅ずわいがに・ふくいサーモン・敦賀真鯛・甘えび・もちえび)を使用して、ルミネ新宿3館の18ショップが期間限定のメニュー21種類を開発しました。新幹線開業後の観光客増加とインバウンド需要を見込み、福井の魅力を発信します。
福井県交流文化部新幹線開業課課長の山田輝雄氏は、「福井県のPRを“食”で行いたいと考えていた。旅行の楽しみは何といっても、地元ならではの食を堪能すること。そして、本県は海の幸が美味しいと思う都道府県ランキングで全国トップクラスの評価をいただき、食が自慢である」と発信。
また、「この度の能登半島地震で、本県の被害は少なかったものの、新幹線開業に向けて手を携えてPRしてきた石川県・富山県が甚大な被害を受けた。将来の復興や経済活動の再開を考えても、開業を直前に控えた今、北陸への旅行意欲を低下させないことが重要だと考えている。今回のフードフェアをはじめ、元気にプロモーションを行うことでその役割を担っていきたい」と述べました。
日本海の豊かな漁場、若狭湾を有する福井県は美味しい水産物に恵まれています。
中でも代表的な食材「越前がに」は福井県内の港に水揚げされたズワイガニで、旨みが凝縮された奥深い美味しさは、「一度食べたら忘れられない」と多くの食通が評価するほど。越前がにのメスは「越前せいこがに」と呼ばれ、プチプチとした食感の卵(外子)や、珍味として知られる濃い橙色の卵巣(内子)が魅力です。
他には、福井県内で養殖されている最高ランクの真鯛「敦賀真鯛」や、新鮮さと安全性にもこだわった「ふくいサーモン」など、数々の特産品があります。
本フェアでは、贅沢な期間限定メニューが18ショップで21種類登場します。和食はもちろん、イタリアンや中華、ベーカリーショップまで様々なジャンルの店舗で展開。“福をよぶ”特別なメニューを味わっていただけます。
その中から、ニュウマン新宿の店舗で販売する5品をピックアップします。
ニュウマン新宿2Fの「800゜DEGREES NEAPOLITAN PIZZERIA」では、越前せいこがにともちえびを使ったピザを提供します。
越前せいこがにの内子や身が全て入った甲羅盛りを、丸ごと1杯分ピザの上に。脱皮したての甘えび(もちえび)はそのまま丸揚げにして乗せています。かにとえび両方の美味しさを堪能できる贅沢な味わいです。
また、フェア期間中は店舗壁面を福井の伝統的工芸品「日本三大和紙」の越前和紙で装飾しています。和紙ソムリエとして越前和紙の文化や魅力を国内外に発信し続けている杉原吉直氏と、伝統工芸士である長田和也氏によるダイナミックな和紙アートが見られます。
ニュウマン新宿2Fの「すし屋のはなれ、」が提供するのは、福井県産の甘えびを使った海鮮丼。もともと人気のある商品「カニいくら丼」に濃厚な甘えびを追加した、より豪華で贅沢な商品です。
まず驚くべきは甘えびの大きさ。食べ応えがあり、とろける食感と甘みをお楽しみいただけます。
ニュウマン新宿6Fの「ROSEMARY’S TOKYO」では、柔らかなえびをフリットに。メニュー開発にあたり、シェフと相談して「シンプルが一番、素材そのものを楽しんでほしい」との思いから考案したといいます。
えびの殻はとても柔らかく、頭まで全部食べられるほど。白ワインにも合いそうな一品です。
ニュウマン新宿2Fの「PAUL」では、フランスの工場で作られたものをお店で焼き上げたキッシュが名物。紅ずわいがにをクリームチーズとグリュイエールチーズに合わせ、アスパラガス入りのキッシュに仕上げました。
ずわいがにの旨みがチーズのコクと相性抜群。アスパラガスの風味も加わったお洒落な味わいです。
ニュウマン新宿1Fの「LE PAIN de Joël Robuchon」では、紅ずわいがにのキッシュを販売。濃厚な風味を楽しめるように、かに味噌を加えたのがこだわりです。
一口食べると紅ずわいがにの旨みがいっぱいに。ホクホクの百合根の食感や、アクセントとなるカレー粉の風味と合わさり他にない美味しさを演出しています。
福井県は人気の「福井県立恐竜博物館」をはじめ、魅力的な観光スポットも豊富です。美術館や博物館など芸術文化施設も点在し、様々な見どころがあります。
恐竜化石が発掘された福井で、恐竜の研究情報発信の拠点となっている博物館です。2023年7月にリニューアルオープンしたことで注目を浴び、入館者数は2023年12月時点でコロナ禍前にあたる2019年よりも10万人ほど上回るほど大好評。
恐竜好きはもちろん、自然や古生物・地学に関心のある人におすすめの名所です。
西洋美術から現代アートまで、幅広く展示している県立美術館です。喫茶室やミュージアムショップもあり、ゆったり過ごしながら美術鑑賞を楽しめます。
福井県で楽しめるアートスポットのひとつ。豊かな自然の中で、アートフェスタやクラフトマーケットなどの催しに参加できます。
主に現代美術を展示するアートギャラリーです。明治時代後期の木造古民家をリノベーションした施設で、3つの展示スペースを備えています。
縄文時代から昭和時代までの福井の歴史を紹介する博物館です。
2024年3月20日(水・祝)~5月6日(月)には、北陸新幹線福井駅開業記念・結城秀康生誕450 周年記念春季特別展として『越前百万石ものがたり -福井藩祖・結城秀康-』が開催されます。結城秀康にまつわる資料や美術品の展示が予定されているので、歴史好きは必見です。
新幹線の開業後、東京から福井までの所要時間は最短で2時間51分と、これまでより30分あまり短縮されます。東京との距離が物理的にも心理的にも近くなり、首都圏からのアクセス利便性が高まった福井県。魅力的な食や観光を楽しむ旅に、出かけてみませんか。
この春の旅行の行き先は、是非とも福井へ。