オンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE」で刀剣男士として実装されている刀剣115振(2024年10月23日時点)の一覧です。現存刀は所蔵元と刀剣の名称も記載しました。
新刀剣男士の発表および既存刀剣の新情報があり次第、随時更新されます。
「刀剣乱舞ONLINE」実装刀剣の展示情報はこちら
「刀剣乱舞ONLINE」実装刀剣の所蔵元一覧
刀剣の来歴には諸説あるものが少なくないため、詳しい情報は割愛します。ご興味のある人は専門書や論文などで情報をお調べいただけますと幸いです。
※刀剣の名称は国立文化財機構や文化庁のデータベース、所蔵元などの表記を主に参照しています。
※同じ名前・銘の刀が何振りか存在している場合、代表的な所蔵元を記載した上で注釈を付けています。
※所蔵元とは別に寄託先のある刀剣があります。
※刀派・刀種は「刀剣乱舞ONLINE」に準拠し、現存刀とは異なる場合があります。
※「刀剣乱舞ONLINE」で元主が明示されている場合、同刀工の現存刀があっても該当の刀剣が現存しない場合は「非現存」としています。
※拵など刀装具の情報は割愛しています。
※表では便宜上「刀派」としていますが、「通り名」など厳密には刀派ではないものも原案準拠で一括りにしています。
※「非現存」の定義は主に4通りあります。
(1) かつては存在していたが、焼失などで現在は存在していない
(2) かつて存在し、現存すると考えられるが行方不明
(3) そのような刀剣が存在したと言われているが、実際のところは明らかになっていない
(4) 古典芸能や小説など創作に登場した刀剣であり、存在はしていない(ニュアンスとしては「非実在」のほうが近い)
※スマートフォンやタブレットで閲覧する際は、画面を横にスクロールしてご覧ください。
刀帳番号 | 名前(キャラクター名) | 刀派 | 刀種 | 現存/非現存 | 所蔵元/都道府県 | 刀剣の名称 |
---|---|---|---|---|---|---|
3, 4 | 三日月宗近 | 三条 | 太刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 太刀〈銘 三条(名物 三日月宗近)/〉 |
5, 6 | 小狐丸 | 三条 | 太刀 | 非現存 ※注1 | – | – |
7, 8 | 石切丸 | 三条 | 大太刀 | 現存 | 石切劔箭神社/大阪府 | 太刀 石切丸 |
9, 10 | 岩融 | 三条 | 薙刀 | 非現存 | – | – |
11, 12 | 今剣 | 三条 | 短刀 | 非現存 | – | – |
13, 14 | 大典太光世 | 三池 | 太刀 | 現存 | 前田育徳会/東京都 ※注2 | 太刀〈銘 光世作(名物 大典太)/〉 |
15, 16 | ソハヤノツルキ | 三池 | 太刀 | 現存 | 久能山東照宮/静岡県 | 革柄蝋色鞘刀〈無銘(伝三池光世作)/裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」/表ニ「ウツスナリ」ト刻ス〉 |
17, 18 | 数珠丸恒次 | 青江 | 太刀 | 現存 | 本興寺/兵庫県 | 太刀〈銘 恒次(数珠丸)/〉 |
19, 20 | にっかり青江 | 青江 | 脇差 | 現存 | 丸亀市立資料館/香川県 | 脇指 無銘 金象嵌銘 羽柴五郎左衛門尉長 名物 ニッカリ青江 |
21 | 鬼丸国綱 | 粟田口 | 太刀 | 現存 | 御物 | 太刀 銘 国綱(名物 鬼丸国綱) |
23, 24 | 鳴狐 | 粟田口 | 打刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 刀 銘 左兵衛尉藤原国吉(号 鳴狐) |
25, 26 | 一期一振 | 粟田口 | 太刀 | 現存 | 御物 | 名物 一期一振 |
27, 28 | 鯰尾藤四郎 | 粟田口 | 脇差 | 現存 | 徳川美術館/愛知県 | 脇指 銘 吉光(名物 鯰尾藤四郎) |
29, 30 | 骨喰藤四郎 | 粟田口 | 脇差 | 現存 | 豊国神社/京都府 | 薙刀直シ刀〈無銘 伝 粟田口吉光/〉(名物 骨喰藤四郎) |
31, 32 | 平野藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 御物 | 短刀 銘 吉光(名物 平野藤四郎) |
33, 34 | 厚藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 短刀〈銘 吉光(名物 厚藤四郎)/〉 |
35, 36 | 後藤藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 徳川美術館/愛知県 | 短刀〈銘 吉光(名物 後藤藤四郎)/〉 |
37, 38 | 信濃藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 致道博物館/山形県 | 短刀 銘 吉光(名物 信濃藤四郎) |
39, 40 | 前田藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 前田育徳会/東京都 ※注2 | 短刀〈銘 吉光/〉 |
41, 42 | 秋田藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 京都国立博物館/京都府 | 短刀〈銘 吉光(名物 秋田藤四郎)/〉 |
43, 44 | 博多藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 文化庁 | 短刀〈銘 吉光(博多藤四郎)/〉 |
45, 46 | 乱藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 株式会社ブレストシーブ蔵 | 短刀 銘 吉光(号 乱藤四郎) |
47, 48 | 五虎退 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 個人蔵 | 短刀 銘 吉光(号 五虎退) |
49, 50 | 薬研藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 非現存 ※注3 | – | – |
51, 52 | 包丁藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 非現存 ※注4 | – | – |
53, 54 | 大包平 | 古備前 | 太刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 太刀〈銘 備前国包平作(名物 大包平)/〉 |
55, 56 | 鶯丸 | 古備前 | 太刀 | 現存 | 御物 | 名物 鶯丸 |
57, 58 | 明石国行 | 来 | 太刀 | 現存 | 刀剣博物館/東京都 | 太刀〈銘 国行/〉 |
59, 60 | 蛍丸 | 来 | 大太刀 | 非現存 ※注5 | – | – |
61, 62 | 愛染国俊 | 来 | 短刀 | 現存 | 株式会社ブレストシーブ蔵 | 名物 愛染国俊 |
63, 64 | 千子村正 | 村正 | 打刀 | ※注6 | – | – |
65, 66 | 蜻蛉切 | 村正 | 槍 | 現存 | 個人蔵 | 大笹穂槍 銘 藤原正真作(号 蜻蛉切) |
67, 68 | 物吉貞宗 | 貞宗 | 脇差 | 現存 | 徳川美術館/愛知県 | 脇指〈無銘 貞宗(名物 物吉貞宗)/〉 ※7 |
69, 70 | 太鼓鐘貞宗 | 貞宗 | 短刀 | 現存 | 個人蔵 | 短刀 無銘 貞宗(名物 太鼓鐘貞宗) |
71, 72 | 亀甲貞宗 | 貞宗 | 打刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 刀〈無銘貞宗(名物 亀甲貞宗)/〉 |
73, 74 | 燭台切光忠 | 長船 | 太刀 | 現存 | 徳川ミュージアム/茨城県 | 刀 無銘 光忠(号 燭台切光忠) |
75, 76 | 大般若長光 | 長船 | 太刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 太刀〈銘 長光(大般若長光)/〉 |
77, 78 | 小竜景光 | 長船 | 太刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 太刀 銘 備前国長船住景光 元享二年五月 日(号 小龍景光) |
79, 80 | 江雪左文字 | 左文字 | 太刀 | 現存 | ふくやま美術館/広島県 | 太刀〈銘 筑州住左(江雪左文字)/〉 |
81, 82 | 宗三左文字 | 左文字 | 打刀 | 現存 | 建勲神社/京都府 | 刀 金象嵌銘 永禄三年五月十九日 義元討捕刻彼所持刀 織田尾張守信長(名物 義元左文字) |
83, 84 | 小夜左文字 | 左文字 | 短刀 | 現存 | 株式会社ブレストシーブ蔵 | 小夜左文字 |
85, 86 | 加州清光 | – | 打刀 | 非現存 | – | – |
87, 88 | 大和守安定 | – | 打刀 | 非現存 | – | – |
89, 90 | 歌仙兼定 | 兼定 | 打刀 | 現存 | 永青文庫/東京都 | 刀 銘 濃州関住兼定作(歌仙兼定) |
91, 92 | 和泉守兼定 | 兼定 | 打刀 | 現存 | 土方歳三資料館/東京都 | 刀 銘 和泉守兼㝎/慶應三年二月日 |
93, 94 | 陸奥守吉行 | – | 打刀 | 現存 | 京都国立博物館/京都府 | 刀 銘 吉行 坂本龍馬佩用 |
95, 96 | 山姥切国広 | 堀川 | 打刀 | 現存 | 足利市/栃木県 ※注8 | 刀〈銘 九州日向住国広作/天正十八年庚(刀)弐月吉日平顕長(山姥切)〉 |
97, 98 | 山伏国広 | 堀川 | 太刀 | 現存 | 個人蔵 | 太刀 銘 日州古屋之住国広山伏之時作之天正十二年彼岸 太刀 主日向国住飯田新七良藤原祐安(号 山伏国広) |
99. 100 | 堀川国広 | 堀川 | 脇差 | 非現存 | – | – |
101, 102 | 蜂須賀虎徹 | 虎徹 | 打刀 | ※注9 | – | – |
103, 104 | 浦島虎徹 | 虎徹 | 脇差 | ※注10 | – | – |
105, 106 | 長曽祢虎徹 | 虎徹…? | 打刀 | 非現存 | – | – |
107〜111 | 髭切 | – | 太刀 | 現存 ※注11 | 北野天満宮/京都府 | 太刀〈銘 安綱(鬼切)/〉 |
112〜115 | 膝丸 | – | 太刀 | 現存 | 大覚寺/京都府 ※注12 | 太刀 薄緑(膝丸) |
116, 117 | 大倶利伽羅 | 広光 | 打刀 | 現存 | 株式会社ブレストシーブ蔵 | 名物 大倶利伽羅広光 |
118, 119 | へし切長谷部 | – | 打刀 | 現存 | 福岡市博物館/福岡県 | 刀〈金象嵌銘 長谷部国重本阿花押(名物 へし切長谷部)/黒田筑前守〉 |
120, 121 | 不動行光 | – | 短刀 | 現存 | 個人蔵 | 短刀 銘 行光(名物 不動行光) |
122, 123 | 獅子王 | – | 太刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 太刀 無銘(号 獅子王)黒漆太刀 |
124, 125 | 小烏丸 | – | 太刀 | 現存 | 御物 | 小烏丸 |
126 | 抜丸 | – | 太刀 | 非現存 | – | – |
128, 129 | 同田貫正国 | – | 打刀 | ※注13 | – | – |
130, 131 | 鶴丸国永 | – | 太刀 | 現存 | 御物 | 太刀 銘 国永(名物 鶴丸) |
132, 133 | 太郎太刀 | – | 大太刀 | 現存 | 熱田神宮/愛知県 | 大太刀 銘 末之青江(太郎太刀) |
134, 135 | 次郎太刀 | – | 大太刀 | 現存 | 熱田神宮/愛知県 | 大太刀 銘 千代鶴國安(次郎太刀) |
136, 137 | 日本号 | – | 槍 | 現存 | 福岡市博物館/福岡県 | 大身鎗 名物 日本号 |
138, 139 | 御手杵 | – | 槍 | 非現存 ※注14 | – | – |
140, 141 | 巴形薙刀 | – | 薙刀 | ※注15 | – | – |
142, 143 | 毛利藤四郎 | 粟田口 | 短刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 短刀(名物 毛利藤四郎) |
144, 145 | 篭手切江 | 江 | 脇差 | 現存 | 黒川古文化研究所/兵庫県 | 脇差 篭手切江(名物 籠手切郷) |
146, 147 | 謙信景光 | 長船 | 短刀 | 現存 | 埼玉県立歴史と民俗の博物館/埼玉県 | 短刀〈銘 備州長船住景光/元亨三年三月日〉 |
148, 149 | 小豆長光 | 長船 | 太刀 | ※注9 | – | – |
150, 151 | 日向正宗 | 正宗 | 短刀 | 現存 | 三井記念美術館/東京都 | 短刀〈無銘 正宗(名物 日向正宗)/〉 |
152, 153 | 静形薙刀 | – | 薙刀 | ※注15 | – | – |
154, 155 | 南泉一文字 | 福岡一文字 | 打刀 | 現存 | 徳川美術館/愛知県 | 刀〈無銘 一文字(名物 南泉一文字)/〉 |
156, 157 | 千代金丸 | – | 太刀 | 現存 | 那覇市歴史博物館/沖縄県 | 金装宝剣拵(号 千代金丸) |
158 | 山姥切長義 | – | 打刀 | 現存 | 徳川美術館/愛知県 | 刀〈銘 本作長義天正十八年庚寅五月三日ニ九州日向住国広銘打/長尾新五郎平朝臣顕長所持云々〉 |
160, 161 | 豊前江 | 江 | 打刀 | ※注9 | – | 刀〈無銘 義弘(名物 豊前江)/〉 |
162 | 袮々切丸 | – | 大太刀 | 現存 | 日光二荒山神社/栃木県 | 山金造波文蛭巻大太刀(号 祢々切丸) |
164 | 白山吉光 | 粟田口 | 剣 | 現存 | 白山比咩神社/石川県 | 剣〈銘 吉光/〉 |
166 | 南海太郎朝尊 | – | 打刀 | 非現存 ※注16 | – | – |
168 | 肥前忠広 | – | 脇差 | ※注9 | – | – |
170 | 北谷菜切 | – | 短刀 | 現存 | 那覇市歴史博物館/沖縄県 | 青貝螺鈿鞘腰刀拵(号 北谷菜切) |
172 | 桑名江 | 江 | 打刀 | 現存 | 京都国立博物館/京都府 | 刀〈金象嵌銘義弘本阿(花押)/本多美濃守所持〉 |
174 | 水心子正秀 | – | 打刀 | ※注17 | – | – |
176 | 源清麿 | – | 打刀 | ※注17 | – | – |
178 | 松井江 | 江 | 打刀 | 現存 | 佐野美術館/静岡県 | 刀〈朱銘 義弘(名物 松井郷)/本阿(花押)〉 |
180 | 山鳥毛 | 福岡一文字 | 太刀 | 現存 | 備前長船刀剣博物館/岡山県 | 太刀〈無銘 一文字(山鳥毛)/〉 |
182 | 古今伝授の太刀 | 豊後国行平 | 太刀 | 現存 | 永青文庫/東京都 | 太刀〈銘 豊後国行平作/〉 |
184 | 地蔵行平 | 豊後国行平 | 打刀 | 非現存 ※注18 | – | – |
186 | 治金丸 | – | 脇差 | 現存 | 那覇市歴史博物館/沖縄県 | 黒漆脇差拵(号 治金丸) |
188 | 日光一文字 | 福岡一文字 | 太刀 | 現存 | 福岡市博物館/福岡県 | 太刀〈無銘 一文字(名物 日光一文字)/〉 |
190 | 太閤左文字 | 左文字 | 短刀 | 現存 | ふくやま美術館/広島県 | 短刀〈銘左/筑州住〉(号 じゅらく(太閤左文字)) |
192 | 五月雨江 | 江 | 打刀 | 現存 | 徳川美術館/愛知県 | 刀 無銘 郷義弘 名物 五月雨郷 |
194 | 大千鳥十文字槍 | – | 槍 | 非現存 | – | – |
196 | 泛塵 | – | 脇差 | 非現存 | – | – |
198 | 一文字則宗 | 福岡一文字 | 太刀 | 非現存 | – | – |
200 | 村雲江 | 江 | 打刀 | 現存 | 個人蔵 | 名物 村雲江 |
202 | 姫鶴一文字 | 福岡一文字 | 太刀 | 現存 | 米沢市上杉博物館/山形県 | 太刀〈銘 一/〉(号 姫鶴一文字) |
204 | 福島光忠 | 長船 | 太刀 | ※注9 | – | – |
206 | 七星剣 | – | 剣 | 現存 | 四天王寺/大阪府 | 七星剣 |
208 | 丙子椒林剣 | – | 剣 | 現存 | 四天王寺/大阪府 | 丙子椒林剣 |
210 | 稲葉江 | 江 | 打刀 | 現存 | 柏原美術館/山口県 | 刀〈金象嵌銘天正十三十二月日江本阿彌磨上之(花押)/所持稲葉勘右衛門尉(名物稲葉江)〉 |
212 | 笹貫 | – | 太刀 | 現存 | 京都国立博物館/京都府 | 太刀〈銘 波平行安/〉(号 笹貫) |
214 | 人間無骨 | 兼定 | 槍 | 現存 | 個人蔵 | 人間無骨 |
216 | 八丁念仏 | 古備前 | 太刀 | 現存 | 徳川ミュージアム/茨城県 | 太刀 銘 備前□村 号 八丁念佛 |
218 | 石田正宗 | 正宗 | 打刀 | 現存 | 東京国立博物館/東京都 | 刀〈無銘 正宗(名物 石田正宗)/〉 |
220 | 実休光忠 | 長船 | 太刀 | 非現存 ※注3 | – | – |
222 | 京極正宗 | 正宗 | 短刀 | 現存 | 三の丸尚蔵館/東京 | 短刀 銘 正宗(京極正宗) |
224 | 孫六兼元 | – | 打刀 | 現存 | 関鍛冶伝承館/岐阜県 ※注19 | 二代兼元(孫六兼元) |
226 | 後家兼光 | 長船 | 打刀 | 現存 | 静嘉堂文庫美術館/東京都 | 刀 大磨上げ無銘(号 後家兼光) |
228 | 火車切 | 広光 | 脇差 | 現存 | 佐野美術館/静岡県 | 脇指 銘 相模国住人広光/康安二年十月日(号 火車切) |
230 | 富田江 | 江 | 打刀 | 現存 | 前田育徳会/東京都 ※注2 | 刀〈無銘 義弘(名物 富田江)/〉 |
232 | 大慶直胤 | – | 打刀 | ※注17 | – | – |
234 | 九鬼正宗 | 正宗 | 短刀 | 現存 | 林原美術館/岡山県 | 短刀〈無銘 正宗(名物 九鬼正宗)/〉 |
236 | 雲生 | – | 太刀 | ※注21 | – | – |
– | 狐ヶ崎 | – | – | 現存 | 吉川史料館/山口県 | 太刀〈銘 為次(狐ヶ崎)〉 ※注20 |
※注1:小狐丸は能「小鍛冶」に登場する刀で非実在と考えられます。石切劔箭神社で所蔵している同名の刀剣は別物です。
※注2:公益財団法人前田育徳会の所在地は東京都ですが、収蔵品は公益財団法人成巽閣(石川県金沢市)および石川県立美術館(同)で公開されます。
※注3:かつて織田信長が所持していたと言われますが、現存していません。薬研藤四郎は2018年に再現刀が建勲神社に奉納されました。実休光忠も2023年に再現刀が打たれています。
※注4:包丁藤四郎と呼ばれる刀「庖丁藤四郎」が徳川美術館に所蔵されていますが、実装刀とは別物としています。
※注5:蛍丸は第二次大戦後にGHQの接収により所在不明となりましたが、2017年に写しが阿蘇神社に奉納されました。
※注6:「刀剣乱舞ONLINE」の千子村正は特定の刀ではなく、刀派「村正」一派の祖とされる刀工・村正(初代)と彼が打った刀を表すと考えられます。なお、『刀剣乱舞絢爛図録』の初版〜第2版・作中セリフ・極修行の手紙などの情報から、妙法村正こと《刀 銘 村正 妙法蓮華経/永正十天癸酉十月十三日》との関連性は高いと指摘されています。個人蔵ですが2018年に桑名市博物館『【特別展】村正||―村正と五箇伝―』などで展示実績があり、会期中は千子村正の等身大パネルが設置されました。
※注7:文化財としては短刀で登録されていますが、所蔵元の徳川美術館では脇指と表記しています。
※注8:元々は個人蔵でしたが、栃木県足利市による「縷縷プロジェクト」で公益財団法人足利市民文化財団が取得しました。
※注9:はっきりとした所在は明らかになっていません。
※注10:渡辺美術館で復元刀を所蔵していますが、実刀の所在は明らかになっていません(個人蔵との説も)。
※注11:髭切は源氏の宝刀として軍記物語などの説話に登場し、鬼を斬った逸話から「鬼切丸」の異名を持つ刀です。北野天満宮が所蔵する刀剣は鬼切丸の伝説を仮託されたとの見方もあり、髭切(鬼切丸)という刀剣そのものは非実在であるとも言えます。
※注12:膝丸と伝わる刀剣は3振あり、大覚寺蔵の他に箱根神社蔵と個人蔵があります。いずれも「膝丸伝説を有する刀」であり、説話や伝承の中で語られる膝丸という刀剣そのものは非実在であるとも言えます。なお、箱根神社所蔵の「太刀 薄緑丸」は2019年12月〜2020年3月に春日大社で行われた『最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展』に出品され、「刀剣乱舞ONLINE」における特二(刀帳番号114)の姿でコラボがありました。
※注13:「刀剣乱舞ONLINE」の同田貫正国は特定の刀ではなく、肥後の同田貫派の祖と彼が打った刀を指します。
※注14:御手杵は東京大空襲で焼失しましたが、後にレプリカ3振と写し1振が打たれました。
※注15:「刀剣乱舞ONLINE」においては特定の刀ではなく、「巴形」「静形」という形状に分類される数多の薙刀を指します。
※注16:元主の武市半平太が所持していた南海太郎朝尊は非現存ですが、同刀工が打った同名の刀剣は複数現存しています。
※注17:「刀剣乱舞ONLINE」においては特定の刀ではなく、刀工そのものと彼らが打った刀を指します。
※注18:細川忠興伝来の地蔵行平は明暦の大火で焼失していますが、地蔵行平の名で知られる刀剣は複数現存します。
※注19:孫六兼元と呼ばれる刀は複数現存し、所蔵元は関鍛冶伝承館に限りません。
※注20:イベント「対大侵寇防人作戦」「対百鬼夜行」で登場していますが、入手できる刀剣男士としては未実装です。また、刀派は青江、刀種は太刀と思われますが、公式情報がないため表内の記載は無しとしています。
※注21:「刀剣乱舞ONLINE」の雲生は特定の刀ではなく、刀工・雲生が打った刀を表すと考えられます。
現存刀ではなくてもコラボ展示でタイアップすることがある
「刀剣乱舞ONLINE」は、美術館や寺社などとタイアップしてコラボ展示を行うことがあります。その際、現存刀ではない刀剣男士が取り上げられたことも過去にありました。
令和4年度 春季特別展「大加州刀展」/加州清光
結城秀康展/御手杵
刀剣鑑賞時に気をつけること
刀剣鑑賞で美術館・博物館・寺社などを訪れる際は、以下のことにお気をつけください。
- 係員さんの誘導には従いましょう(人気の展覧会は混雑することが多々あります)
- 撮影規定をよく確認しましょう(一部作品のみ可、写真はOKだが動画は不可、など条件付きの場合もあります)
- 譲り合いながら鑑賞しましょう(長時間の陣取りは邪魔になってしまいます)
- 周囲の迷惑になる行為は控えましょう(話し声の大きさなどマナーには気をつけて)
また、刀の名品は「刀剣乱舞ONLINE」実装刀剣だけではありません。他にも美術的価値の高い作品や、見どころの豊富な文化財が豊富にあります。
展覧会は刀剣だけを取り上げるものもあれば、刀装具や武具を一緒に展示するもの、関連する絵巻や浮世絵などを展示するものもあります。是非さまざまな日本美術の魅力に触れてみてください。